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Technics SB-F1スピーカーシステムの修理

2012年5月29日火曜日

KENWOODのCORE-A55(アンプ単体での型番はKAF-A55)のスピーカーは音質がイマイチなので、1979年頃に購入したTechnicsのSB-F1を使用しているが、音がときどき途切れる。これは過大入力保護回路スイッチの接点不良によるものなので、リセットボタンを何度か押してやると一時的に直る。これでだましだまし使っていたが、このところ、これが頻繁になって来た。
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そこで、対策を講じることにした。接点を直すのは大変そうなので保護回路を通さない配線にすることにした。
ネジを1本外し、マイナスのドライバーをスピーカー底の溝に当て、ドライバーを動かしてやると簡単に前面のバッフル板が外れた。
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ここで、半田ごてを取り出し、保護回路を経由しない配線に変えた。(上右図)
早速、元の状態に戻し、好きなMozartのバイオリン協奏曲3番(ギドン・クレーメル)を聴いてみたら、当然ながら音切れがなく快適になった。このSB-F1スピーカーシステムは古いながらも気に入っているので壊れるまで使い続けることにしようと思う。CORE-A55のアンプはクリアでいい音がしていいのだが、付属のスピーカーもせめてこのSB-F1位の音にして欲しいものだ。
今回活躍した道具類。
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